2015-01-01から1年間の記事一覧

福岡伸一の動的平衡3

20151217の朝日新聞コラム 失ってこそ得られるもの風呂場椅子独り占め。これはヒトが自分の体内で合成できない必須アミノ酸9種類、フェニルアミン、ロイシン、バリン------を丸暗記するための語呂合わせ。生物学の基本知識である。ヒトよりもずっと昔から地…

福岡伸一の動的平衡2

20151210の朝日新聞コラムあるシンポジウムに参加したときのこと。企業トップが登壇し高らかに宣言した。「これから一番重要なのはサステナビリティーである」と。日本語では持続可能性と訳されるこの言葉、お偉方にご託宣いただくまでもなく、最も熱心にサ…

大阪は御堂筋線、昨日今日と続けて乗車

「新老人の会」大阪支部フォーラムというのに行ってきた。 104歳の日野原さんを生で拝見したくて肉声を聞きたくて。知り合いが実行委員長で友人と参加。大阪の御堂会館。「愛すこと」「創めること」「耐えること」が合い言葉。日野原氏はすっかりスターで、…

初めて市議会を傍聴した

初めて市議会を傍聴した。というか、傍聴席に座ってみたというのが本当のところか。手話の講座に通ったときに先生だった聾者の人が今春、市会議員に当選した。前に会ったときに彼女が忘れた日傘、私が預かり返したいとずっと思ってきてやっと連絡がつき、市…

へこんだ分は、もともと現実に幻想があった分。

本日のほぼ日手帳の欄外コラム 「現実を受けとめる」というと、なにか引き受ける感覚を持つ人が多い。 でも、私にとって、「手放す感覚」だ。 握りしめている思いをスパーン!と手放す。現実を受けとめる度に、身軽になれる。 手放す時は、たしかにへこむ。…

廃品回収に出すまでに会えてよかった

最近、新聞の生活欄に毎日掲載されている「料理メモ」を切り抜いて、日々の献立に時々役に立てている。しばらく切り抜きを怠っていたので、まとめてさっき切り抜きした。11/14は料理メモのすぐ上は毎週一回掲載される「オトナになった女子たちへ」のコラムで…

あれこれ

横浜のみなとみらい駅で降りて、長いエスカレーターを昇っていく。すると黒い大きな壁一面に端正な碑文が刻まれている。独語の詩とその和訳。これはいったい何だろう。「樹木は、この溢れんばかりの過剰を 使うことも 享受することもなく自然に還す」とある…

こんな日もあるさ

退職後に入ったサークル、今は退会しているのだが、そのときに知り合った人からぜひ会いたいと連絡が入り、会うことになった。サークルでのストレスを聞いてもらいたかったようで、すでにやめている私はうってつけの聞き役になったらしく、3時間近くひたす…

ここに人が生きているよ、ということだ。

明後日から12月。昨夜はほぼ日手帳の切り替えの準備。新しい手帳は今まであった、旧の12月は一ヶ月の大きな表のみになっているので、12月は今のと平行して使うことにする。 先日、「100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展」に行ってきた。700万点の…

亡くなられてから触れる

大学で同じ研究室で3つ下だった人と在学中は全く話などしたことがなかったのに、ついていた恩師が亡くなり、そのお通夜と偲ぶ会で顔を合わせて何だか親しくなり、交流が続いている。彼女が誘ってくれた、やはりこの2月に亡くなった別の研究室の恩師の会に…

見えぬその後

朝日新聞の記事から千葉大学教授 酒井啓子さんに聞く (構成・高重治香)を写す事件の後すぐ、フランスはシリア国内の過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点を空爆しました。各国首脳は「テロと戦う」と表明しています。しかしそこには、何のための攻撃で…

借景

11月初旬、季節外れの月見の茶会に招かれる。ちなみにこの日の月は三日月で満月ではない。「Moonbow」と書かれた額の前にススキをかざりたかったのだ、ご亭主は。待合が出色だった。歩いて2分の姫新線の無人駅のプラットホーム。ベンチに座り、連客とおしゃ…

ルーシー・リー展

茶会の連客は京都の人達で、この日、午前中は姫路市立美術館で開催されているルーシー・リー展に行き、とてもよかったという。イギリスの女性陶芸家であること、何点か書物で作品を見たことがあることぐらいの接点だった。ただ、名前の響きがよくてどんな人…

小春日和

昨日は木を切る、笹を刈る、野遊び(と表現することにした。だまされて(涙)昔購入した土地の手入れ)に出かけた。4時間ばかり体を動かしたのだが、カーブス効果は出ているように思った。体がよく動くのだ。そして疲れない。腕をかなり使ったが大丈夫だっ…

こんな一日

今日は市の特定健診を受けに近くの病院に。システム化されていてあっというまに終わった。出たついでにカーブスに行くことにした。すると近くにある、例の「あずまや」食堂が開いていてしかも行列がなかったので、ついふらふらと中に入る。話に聞いた主人は…

土鍋でご飯を炊く

勤めていたときに入っていた福利厚生の組織に退職後も入っている。ほとんど買い物などしないのに年会費はしっかりとられるので先日も退会の連絡をするべく電話すると、なにやかにやと言い含められ、ツレアイも私もずるずるとまたそのままになっていた。とこ…

総括すればいい一日

今日は自分の成長を感じもし、一方で残念にも思う茶事のひとときだった。深くは語るまい。欠風炉(やつれぶろ)で藁灰がごちそうだった。 (この画像は藁灰で検索してみつかった画像を拝借)加西まで行ったので、帰り、友人に電話して注文してあったお米をも…

風炉の季節が終わります

明日は「名残り」をテーマにした茶事におよばれしているので、事前勉強をしようと思います。おつきあいください。あと少しで5月から使ってきた風炉を炉に替えるため、その風炉を惜しむ気持ちが「名残り」です。炉に替えることでとりあわせの道具も炉用に替…

ツレアイは友人に最近の絵もみせたかったようで、わざわざ書斎からもっておりていた。一年前のチベット旅行の際に描いたもの。五千メートルを超す高地に行って、やはり無理があったのかなぁ、認知症が進んでいるようだと最近よく言う。まず、碁が弱くなった…

実践あるのみ

今日はツレアイの友人が遊びに来た。 少し手伝ったが、ほとんどツレアイが料理、掃除を頑張った。 家の中がうんと片付いた。書斎が特に。 カスピ海ヨーグルトの情報をもらったので、さっき種を注文。栄養学の先生なので腸内フローラの話を聞き、お試しで3週…

再び いわさきちひろ

部屋を片付けていると半年間とった「毎日が発見」の2012.7号が出てきた。手を休めて目を通していると、「今学ぶべき”いわさきちひろ”という生き方」の記事に目がとまった。このころから始まった「ちひろと世界の絵本画家たち」という展覧会とタイアップした…

楽しみが増える

淡路の義兄はすっかり持ち直し、車椅子にも乗れるようになり、リハビリにも励み、ずっと寝たままだったので四肢のマッサージは効くようで「痛ーい!痛い言うてるのにわからんかな。」「折れる!」と盛んに声をあげるまでの回復ぶりで、義姉の声も顔も明るい。…

流れる時間

今日は美智子様、81歳のお誕生日とのこと。新聞広告の中に半寿という言葉を見つけた。「半」の字を分解すると「八十一」になることから、81歳のことあるいは81歳の祝のこととあった。この方の素晴らしさは年取るほどに伝わってくるものがあり、これからもう…

火で始末する布地

手芸が趣味の友人から教えてもらったバッグ。 「暮らしの手帖」に作り方が書いてあったとのことで生地を裁断し、作り方をコピーしたものをつけて、いわば制作キットの形でもらった。https://www.facebook.com/kurashinotecho そんなにまでしてもらって、つく…

秋冷の候

部屋が片付くとミシン仕事も自然に手が出て、今日つくったペンケース。何年も前に京都で買った裂地の端布。糸屋風通という名前が付いている。絹であったらなおよいのだけれど、これは交織。花瓶の花はウンナンアサガオ。秋に咲くアサガオで庭に爽やかさを添…

かたづけ

9月に娘のところで数日過ごしたときに、前々から思っていたことだけれど改めて、娘の整理能力に感心した。孫の衣類も友人たちにまた順送りで使ってもらえるよう、半年区切りで箱詰めしてあった。台所の生ゴミ、三角コーナーに溜めずにシンク横にプラスチッ…

「きもの」

明治時代の終わりに東京の下町に生まれたるつ子は、あくまできものの着心地にこだわる利かん気の少女。よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、”着る”ということから学んでゆく。現実的で生活に即した祖母の…

高齢者肺炎球菌予防接種

昨年から急に始まった高齢者肺炎球菌予防接種。 私にも今年春に市から送られてきた。行かなきゃと思いつつ、まだ行っていない。先日、娘のところに数日滞在したときに、婿殿のお父さんが体調を崩していたというのを聞いてお見舞いに行ったところ、思わぬ話を…

最近読んだもの

「なぜ競馬学校には茶道教室があるのか」 友人からすすめられて購入。著者原千代江さんの凜とした生き方にぞくぞくっとした。この人は素敵である。きちんと生きていくために茶を学ぶのであるということがよくわかる。「キラキラネームの大研究」 序章 「キラ…

理髪店

昨日、いきつけの理髪店でカットをしてもらってから、淡路島に向かった。一ヶ月に一回のカット。その店に行くようになって4年目に入る。「ラフメイカー」という店の名前、しゃれた外観。てっきり、美容院と思って入ると理容店だった。聞けば女性のカットもし…