初めて市議会を傍聴した

初めて市議会を傍聴した。というか、傍聴席に座ってみたというのが本当のところか。

手話の講座に通ったときに先生だった聾者の人が今春、市会議員に当選した。

前に会ったときに彼女が忘れた日傘、私が預かり返したいとずっと思ってきてやっと連絡がつき、市議会会期中の今日、持っていった。お昼休みという約束であったが、11時50分に着くとまだ、午前中の質疑応答が続いていた。傍聴できるというので2階にある席に入った。階下の会議場が見渡せる。議長席が真ん中で両側に市長を始め、市役所の職員が並び、対面で議員が向き合う形で座っている。

彼女は議員席の右端に座り、議長席の横に立った手話通訳者が手話で伝えていた。手話通訳者は3人で、交替しながら通訳する。ベテラン3人、それでもずいぶん緊張することだろう。疲れることだろう。がんばっておられた。

明日は彼女が質問をする日で、傍聴をさそってもらったが都合が悪く行けないというと、またの機会に見て欲しいと言われた。是非行きたい。

我が市の障がい者施策福祉施策は彼女の当選が契機となって進んでいるようだ。

先日あった市主催の人権講演会では同じく今春、東京の区議会議員になった、「筆談ホステス」を書いた人がパネラーとして来ていた。私は他用で行くことができなかったが。