大阪は御堂筋線、昨日今日と続けて乗車

「新老人の会」大阪支部フォーラムというのに行ってきた。
104歳の日野原さんを生で拝見したくて肉声を聞きたくて。

知り合いが実行委員長で友人と参加。大阪の御堂会館。

「愛すこと」「創めること」「耐えること」が合い言葉。

日野原氏はすっかりスターで、アイドルだった。

天理医療大学学長の吉田修氏の話はよかった。死があることの幸せと言われた。含蓄のあるお話しだった。

このお二人の講演が終わると結構な数の人たちが席を立って帰り支度を始めた。私も一瞬帰ろうかなと思ったのだが、帰らなくてよかった。アトラクションの大阪天王寺五条和太鼓倶楽部による和太鼓の素晴らしかったこと。幼稚園児から大人までの20人ほどの部員が繰り広げる太鼓演奏。小学生の民謡斉唱。若さがキラキラして目眩しそうだった。幼い子どもたちの愛らしさに涙がこぼれるぐらいだった。

人生の終末をどう生きるかという話と目の前の若さがオーバーラップしてなんだかとても感慨深かった。

昨日も大阪。お茶席。勤めていた頃の友人を誘って、大阪美術倶楽部で開かれたお道具やさんのお茶会。奥高麗とよばれる茶碗を知った。同席の方々がとても素晴らしく、愉しい席になった。

帰りは報道された事故で大混乱。JRは動かず、阪急、山電とぎゅうぎゅう詰めの私鉄を乗り継いで帰ってきた。

友人はこの春停年を迎えたのだが、再任用で勤めている。体の不調を感じ、3月で辞めようと思っていると話した。たしかに60歳というのは体力的にも精神的にも一つの関所で、しばらく静養がいるかも。ホントによく働いてきた人なのだ。