ここに人が生きているよ、ということだ。

明後日から12月。

昨夜はほぼ日手帳の切り替えの準備。新しい手帳は今まであった、旧の12月は一ヶ月の大きな表のみになっているので、12月は今のと平行して使うことにする。


先日、「100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展」に行ってきた。700万点の中からのよりすぐり。

http://www.history100.jp/

http://www.nhk.or.jp/kobe/daiei/movie/index.html

ロゼッタストーンのレプリカもあった。
今回初めて知った。これが三つの文字で書かれていること、なのでヒエログリフが解読できたのだと言うこと。

日本のモノは8点あった。

一番、古いモノは縄文土器。3点のうちの深鉢は内側に金箔が貼ってあり、茶道で使う『水指』に見立てて使われていたのだということがわかる。漆塗りの蓋もついていた。つまみは巻き貝にしてあった。誰がいつ楽しんでいたのだろう---そして、どんな経緯で大英博物館の収蔵物になったのだろう。


来年のほぼ日手帳の1月1日のところのコラムは、次のように書いてあった。

エジプトやら中国やらメソポタミアやら、
古代遺跡のなかから発見されて学者たちが解読した文字と、
あなたが日々記す「なんでもないこと」は、
まったく同じものなんだ。
ここに人が生きているよ、ということだ。

   ---『セフティ・マッチ氏の焚火話』より