高齢者肺炎球菌予防接種

昨年から急に始まった高齢者肺炎球菌予防接種。
私にも今年春に市から送られてきた。

行かなきゃと思いつつ、まだ行っていない。

先日、娘のところに数日滞在したときに、婿殿のお父さんが体調を崩していたというのを聞いてお見舞いに行ったところ、思わぬ話を聞いた。

お父さんはこの予防接種を受けて、なんと肺炎!になり、その治療のためにステロイド剤を使い、それがもとで急性の糖尿病になり、やっと最近、血糖値が元に戻りつつあるというのだ。

調べてみるとステロイド糖尿病というのがあるそうだ。

ステロイド薬の主な成分であるグルココルチコイド(糖質コルチコイド)がインスリン拮抗ホルモンでもあるので、肝臓での糖新生蛋白質を糖に変換すること)を促したり、インスリンに対する感受性を低下させて末梢組織での糖利用を妨げる働きをもち、血糖値を上昇させる作用をもつので、高血糖をきたし糖尿病をおこすというのである。

しかし、肺炎の予防接種を受けて肺炎になるというのは驚きで、というのは健康には自信のある人なので、そんなに抵抗力が落ちていたわけでもないのに。

なんだか予防接種が発端になってふんだりけったりではないか。。。

それで思ったことなのだが、去年はあんなにテレビでこの予防接種のことを人気タレントを使って宣伝していたのに今年は目にしないのも不思議である。

そしてそもそもこの予防接種は突然、現れた。普通なら憂慮する事態があってそのことが話題になり、それに対応するために厚生労働省が重い腰を上げたという図式が多いのに。

どうなんでしょう。皆さんの身近でこの予防接種が話題になっていませんか。