2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

夕刊に

朝日新聞の夕刊のニッポン人脈記は先日から「つむぐ・織る」が始まっている。今日は『自由に着よう AKG23』AKGは足利---足利は伊勢崎や桐生と並ぶ銘仙の産地だった。 いまや廃れ銘仙は1枚千円で古着屋に並ぶ。その銘仙を気軽に着ようということで始…

仕事力 「編集しながら生きよう」藤原和博 1/5

私はこの人の話を朝日新聞の公開講演会で聞いたことがある。平成17年ごろであったと思う。提唱するよのなか科の授業もその中に織り込まれていた。これからは情報処理力ではなく、情報編集力が問われる時代という骨子はわが意を得たりと思った。松岡正剛の…

先週に引き続き

いつもは一週空けてお仕覆の会があるのだが、今月は二週続きであった。今回は木綿の更紗なので扱いやすく、縫いやすい。 話に夢中になって間違えることが多いので今日は慎重に、手と口を動かす。篠山の友人にはいつも刺激を受ける。同年代のグループを作って…

今日は日曜日

本日の朝食兼昼食は久しぶりにパンを焼いたが、ツレアイは「やっぱり、うどんがええなぁ。日本人やからな。イタリア人のマネはまだええけど、スパゲッティ好きやから、パンで食事はどうもなぁ。」ふん。残り物対策だった。カボチャがたくさんあってもう食べ…

新聞記事から 人生の贈りもの 日本画家 堀文子(93歳) 5回シリーズの5回め

1987年、69歳の時にイタリアのアレッツォ郊外にアトリエを構えました。バブル景気に浮かれ、卑しくなった「金持ち日本」に嫌気がさしたのだ。この国で死ぬのが許せなくなり脱出した。しかし日本の収入でしか生計をたてられなかったので、「亡命」でき…

新聞記事から 人生の贈りもの 日本画家 堀文子(93歳) 5回シリーズの4回め

終戦の翌年に結婚されました。外交官だった夫とは原稿の挿絵を頼まれた縁で知り合った。自分は妻や母には不向きな人間で絶対に結婚はしないと決めていた。しかし、戦争で兄弟を失い、自分だけが自由に生きていくことが許せなかった。体の弱い夫を助けて生き…

新聞記事から 人生の贈りもの 日本画家 堀文子(93歳) 5回シリーズの3回め

女学校時代に2・26事件に遭遇されたそうですね。あの朝、近所のいたるところにバリケードが張られ、銃をもった兵隊が立っていた。町に退去命令が出ると母たちは非難し、私と父だけ家に残った。銃弾を防ぐため積み上げた畳に隠れ、塀を突き破って庭を進ん…

新聞記事から 人生の贈りもの 日本画家 堀文子(93歳) 5回シリーズの2回め

5歳の時に関東大震災に遭われました。大きな揺れにみんな庭に飛び出し、裸足で転げまわっていた。「大人なのになんてお行儀が悪いんだろう」と笑っていた。二日目ぐらいに避難所に移った。空は真っ赤で炎が渦巻き材木が燃えながら飛んでいて(炎上する応天…

新聞記事から 人生の贈りもの 日本画家 堀文子(93歳) 5回シリーズの1回目

3/4まで愛知県の名都美術館で展覧会が開かれている。93歳を迎えますます創作に意欲的ですね。私にとって絵は日記でありいまの自画像だ。昨年の個展ではイタリアの古代エトルリア文明をテーマにした作品を制作した。私はいま、古代の文明に夢中。エトル…

庭の掘り起こし

ちょっとずつ進んでいる。けっこう楽しい。 青々としているのはヒガンバナの葉。 ハミズハナミズという里名を持つが、冬場こんなに葉を茂らせて光合成をおこない球根に栄養を溜めこんでいく。 別の里名でハッカケバナというが、この時期は葉ばっかり。

ありがたきしあわせ

神戸元町で茶の湯文化研究会。お茶の自主的お稽古。60過ぎのおばあさんが3人、月に1回集まって朝の10時からお茶のお稽古。 今までは午後に集まっていたのだが、今年は午前中も使える。今日は真の行台子を教えていただいた。お昼をはさむので皆さんの分も…

今日は加西の骨董屋さんに

友人に教えてもらった骨董店に行ってきた。楽しい店主さんで、初対面なのに話がはずみ、コーヒーとお菓子までごちそうになった。先日の截金(きりかね)展の話も通じて楽しくて楽しくて---ここ播磨は昔は全国に誇る彫刻(木彫、木工)の作家たちが住む地域だ…

今後

結構、楽しいですよ、庭の掘り起こし。 少し深く掘ると茶色くて硬くて、こりゃ、微生物はすんでなさそうという土です。小さな鉢植えで届いた白玉と初音という椿も大きな植木鉢に植え替えました。ホントはこんな大寒の時期にやるものではないのでしょうが。自…

ツルハシ買った

ずーーーっと気になっていたこと。庭!ほったらかしもいいとこ。20年間!!人が来るときに雑草をひっこぬくだけのケア。時々思い出したように球根を植えたりする。それも手入れしないのでいつのまにか咲かなくなる。意を決して、ツルハシをダイキで買って…

冬でも咲くたくましい野の花

雑誌に載っていた野の草のおはなし。ヒメツルソバ---moonさんのブログに句がありました。タデ科なんですね。別名カンイタドリ。ヒマラヤ原産とのこと。今、本州から沖縄に急速に広がっています。真夏に花は咲かせませんが耐寒性も強く、真夏以外は一年中花を…

明日はこちらも雪景色かな

お仕覆の講習会、今日の篠山は帰りは雪になった。 降り始めてそんなに経っていなかったので凍結はなかった。それでもひやひやしながら運転。無事帰れたが、つれあいは心配したようだ。昨日、外国のお客様があってお茶を点てたとかでお正月のしつらいが残され…

mahoさん、またコピーさせていただきました

今、必要なのは 「誠実さ」かもしれない 言ったことを確実に成していくこと 否定的なことを言ったり 言い訳するのではなく 前向きにとらえて 発展的なことを言う 「どうやったらできるか?」 「どうすれば良くなっていくか?」 と常に考え できることから確…

カーネーション賛

カーネーション、今朝は近藤正臣に感心。むろん、尾野真千子のあの涙、演技力---いうことなし。こういう展開があるからずっと着物を着せ続けたんやね、渡辺あやさん、と思った。

KOBE de 清盛2012

友人に誘われ、「KOBE de 清盛 2012」ドラマ館、歴史館に行ってきた。まず、ドラマ館。場所はハーバーランドセンタービルの1F。かってのにぎわいはどこへといった感のある神戸ハーバーランド。テナントの撤退で1F以外は改装中という表示。ドラマ館は…

リサイクル食器

先日、姫路城前の大手前公園の小さな骨董市で塗のお椀をみつけた。蓋の裏には蝶が飛んでいる。十客で3000円というのを値切って2500円。今朝、おぜんざいをつくってこの器でいただいた。今、アップした写真をみると蓋がじゅうぶん洗えていないのに気づく。や…

リサイクル家具

市民広報にときどき載る「リサイクル家具有料常設展示」の記事。市民が大型ごみとしてだす家具を修理してリサイクル家具として有料で売りますよという記事。いったいどんなふうにきれいになっているのだろう。使える家具なのか、見に行ってみたいなと思いな…

役目終えし椿のそばの梅一輪

お茶事からはや一週間がたつ。早いものだ。 さっき見ると床の間から玄関に移した花器の梅の枝がほころんでいる。初音椿もまだまだ元気。椿屋さんがサービスでつけてくれた椿がほころんできた。上から、尾張五色椿、雪月花、銀盃。

松井冬子その2

「なごみ」をもう一度読み直してみた。『今、華のひと』という今年から始まった連載の第一回に登場。母が裏千家茶道の教授で家で教えていたので、幼少時から掛け軸を見慣れていたし、自室の襖絵が渡辺崋山に絵を学んだ福田半香の南画絵だったから、日本画を…

松井冬子その1

美容院に行って家庭画報に目を通していると日本画家の松井冬子が母と名宿を訪ねるという企画に出ていた。前に茶友に借りた雑誌「なごみ」に出ていてお母さんがながく茶をやってきた人で自分もたしなむというのは読んでいたが、家庭画報ではその母も登場。や…

おくればせながら 漕ぎ出でよ、未知の海原へ

会記というのはお茶事の前につくるものだと思うが、間に合わず、終わってからつくる。おもしろかった。何がといえば、インターネットの威力である。とにかくお道具はほとんど義姉からの借りものなのでひとつひとつ、インターネットで検索をかけてみていった…

徒然に

お茶事の片付けに思いのほか時間がかかった。 翌日の15日に淡交会地区支部の初釜があり、それに出かけたりしたこともあった。この際、整理しようとお茶道具の置き場所も変えた。「いつかまた」はもうやめようと思っている。そんな作業の中でつくづく思った…

甘い匂いが

部屋に立ち込めています。 さっきからキンカンの甘煮をつくっています。 クックパッドで調べたら、実に切り込みを入れるといいとあったので、そのようにしました。しかし、今日も寝るのが遅くなりそう---

截金(きりかね)

もう、日が変わるから、昨日ということになるが、市の文化博物館の新春特別展「金箔芸術の美 截金(きりかね)の人間国宝展 斎田梅亭と西出大三」をみにいってきた。何年か前に女性で初めて截金の人間国宝になった江里佐代子さんが旅先で亡くなったというの…

初体験

1月14日土曜日、初めての正午の茶事をした。お呼ばれをしたことはあったが自宅で人を招待して行う茶事ははじめて。前日の13日から義姉が泊まり込みで手伝いに。懐石も自分で献立を考え、買い物に行った。苦労したのは茶花。やはりツバキを使いたくて探…

しんぶん

関東からの宅急便に12/25の読売新聞が隙間の充填に使われていた。ずいぶん朝日と異なる。原発のことがほとんど出てこない。 被災地にさく紙面も少ない。 これから日本はどう生きていくべきかという視点は感じにくい。読書委員による今年の推薦図書の欄があっ…