初体験

1月14日土曜日、初めての正午の茶事をした。お呼ばれをしたことはあったが自宅で人を招待して行う茶事ははじめて。

前日の13日から義姉が泊まり込みで手伝いに。

懐石も自分で献立を考え、買い物に行った。

苦労したのは茶花。やはりツバキを使いたくて探し、インターネットで注文。初音が手に入り、半開きの状態でもった。写真は今朝、咲ききっている。咲き方が侘び助に似ている。

お道具はほとんど義姉からの借り物。それもまた、高価なものはなく、お稽古道具である。身の程を知っている茶事でじゅうぶんと思っている。そのことが大事だと思っている。

水指はピーターさんのを使った。寿棚の赤に白磁の水差しは好評だった。

まちがってばかりで恥かき茶事であったが義姉の友人であるお二人は温かく見守ってくださった。感謝。義姉の親身のサポートもあり忘れられない日になった。心の宝物が増えた。

花びら餅ももちろん手製。

おまけもついた。

淡路島からのお客様であったので義姉夫婦とお二人を乗せて5人で車でお送りすることにした。

明石大橋の料金所を過ぎて、警官に呼ばれる。ドキッ。な、な、何だろう。「後ろの座席もベルト装着が義務付けられているの知ってますか。減点1点になります。今後3か月無事故無違反だと取り消されますからね。あ、ゴールド免許ですか。残念だけれどゴールドは取り消されます。」はーぁ。

すまながるお客様に「小難は大難を避けてくれますから、大丈夫です、気になさらないで」と笑顔で応対することで自分の気もちもすぐ立ち直り---だってホントに人生、何が幸いするか災いするかわからない。

洲本までドライブし、無事お送りする。帰りは斎藤和義を聞きまくる。