茎ワカメ

先日、茎ワカメの佃煮をつくった。
前に友人からもらって冷凍してある山椒の実の佃煮を思い出し、それも入れてつくる。

ツレアイには不評。「山椒のピリリがいつまでも口に残り、寝るときまで気になってしかたがなかった、もう食べないから。」というので私一人せっせと食べている。

先日、手話サークルの例会で佃煮を入れたお弁当を広げて食べていると、若い人が「あっ、茎ワカメ。私大好きなんです。毎年、春にスーパーでみつけると必ず買って料理に使うんです。他の季節は手に入らないので残念。」という。

「干し茎ワカメがあるよ。これはそれで作ったの。袋に入っているの全部戻したら、たいへんな嵩で今も冷蔵庫で次の出番を待っている。気が重くなるぐらいたくさんある。」

彼女とは昨日のデイサービスセンターで一緒になったので、「気が重くなるぐらいたくさんある」戻した茎ワカメの消費を手伝ってもらうことにして、差し上げた。

茎ワカメの独特の食感、たしかにとりこになる人がいると思う。

干し茎ワカメはそういえば店でみない。淡路に住む義姉からもらった。ワカメの産地でしか手に入らない物かも。