菊の季節...カメの観察も...DVDも見る

今日は午前中、ある社会福祉法人のデイサービスセンターに手話サークルの一員としておじゃまし、手話を通してのふれあいを楽しんだ。

午後、cimacoxさんのブログで読ませていただいて見たくなって借りてきた「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を見る。

メリル・ストリープは怪物である。完璧になりきっている。

11年もよくあの激務に耐えたな、あの強靱な意志はどこからきたのだろうか。
映画の中で彼女が父のおしえだといって紹介する「考えることが言葉になり、言葉が行動を生み、行動が習慣を作り、習慣が人格をつくる。考えが人間を作るのだ。」

彼女の人格形成に出自、上流階級の出身ではなく食料品屋の娘であったこと、市長になった父から受けた家庭教育、オクスフォード大学で化学を学んだことも影響しているだろう。

ウィキペディアに語録が紹介されているがその中に「言ってほしいことがあれば、男に頼みなさい。やってほしいことがあれば、女に頼みなさい」というのがあった。

性根の座った女はすごい。



8時からはヘレン・ミレンの『第一容疑者』の後編を見る。最後で真犯人が捕らえられるときに、家に、彼を逃亡させようと来ていた女性をみて、ようやく私は、このドラマを前に見ていると気がついた。既視感がないわけではなかったが、記憶の底の方に沈んでいた。それに、前よりよほど理解して見たからだろう。いやぁ、よくできていた。見応えがあった。



デイサービスセンターから帰ってくるときに明石公園を通り、菊花展をみる。

明石公園から出て薬研堀のカメを観察したが、猿沢の池のような手足の指を広げているお茶目なカメさんはいなかった。