12/27の新聞記事から

●一面広告、どっとポーチ。
知らなかった、こんな商品。200万枚も売れているというのに。

ミニタオルにファスナーつけただけ。そんな単純なアイディアなのにこんなにたくさんの人をひきつけた。すごいなぁ。

でも1260円、少し高すぎないか。。。

大空祐飛さん、退団。
10月に久しぶりに見に行った宙組の公演、この人、光っていたな。独特のクールを持っていた。

●ひと欄 高峰秀子の養女、斎藤明美さん。
『女優・高峰』は映画を見ればわかります。私は『人間・高峰』を伝えていきたい。その一つは【潔さ】、高峰が最も大切にした信条で、それが優れた演技力を生み、引退後、二度とスクリーンに戻らなかった理由だと思う。
(高峰さんの遺志を実現した、裏方のスタッフを讃える「一本のクギを讃える会」設立。)
高峰は裏方さんが大好きで尊敬していました。映画作りをビルを建てることに例えるなら、監督も俳優もスタッフも1本のクギというのが高峰の信条でした。

●キュー ライター島崎今日子
福島第一原発の事故が起こってから、「実はこうなんだ」といった関係者の声がいろんな形で入ってくる。そうした「実は」を政府や東電は風評という言葉にくるめて排しようとしてきたが時間がたつにつれ風評が現実であったことがあらわになっている。
そうして9か月。「冷温停止状態」と言われても、「状態」とは何を意味するのか、「停止」とは何が違うのか。わざわざ総理がでてきて公表する理由は何?とはなから不信感しかない。
そんなときに放送されたNHKスペシャル「シリーズ 原発危機」。地震が起こった直後、巨大津波に襲われた福島第一原発がどのようにして制御不能になり、大量に放射性物質を放出するに至ったかを検証したドキュメントは、原発の「安全性」がどんなにずさんで甘いものであったかを暴きだす。使い方が理解されていない非常用復水器、頼りにならない水位計。アメリカで徹底されている危機管理が日本でなされていないという事実は何を意味するのか。その前に見ていた「坂の上の雲」の主人公たちと、ついつい東電トップや政府首脳を比べて、ただため息。
毎日のようにテレビのテロップに地震速報が流れる国の原発がどういう状況にあるのかは、この放送を見れば一目瞭然である。そしてテレビがまだ信じるに足るメディアであることを十分に伝えたという意味でも、この番組の力は大きい。