45STONES 斎藤和義コンサート

会場となった京都会館は来年4月以降、老朽化による建て直しのため使えなくなるらしい。

16:50の新快速で京都に着き、地下鉄に乗って乗り換えて、徒歩で会場に着くと18:45、夕食は摂れなかった。途中で何かパンでも買えばよかったな。


19:00開演。

45歳ってなんて若いのだろうとまず思った。若さのハリ。21:00までバンドメンバーの休憩はあってもこの人は出ずっぱり。ほぼ、弾きっぱなし、歌いっぱなし。

21:30までアンコール。

この人、いいですね。リアル。今を生きている。今を考えている。

地震の二日後にできたという「ウサギとカメ」
「雨宿り」の中のフレーズ---神様は忙しくて連れてく人を間違えてる
「オオカミ中年」---オオカミが来るぞ!電気が足りません 平和利用です 安全です

家政婦のミタ主題歌の「やさしくなりたい」は松嶋菜々子からプレゼントされたというサイン入りのエプロンを着て歌う。横のメンバーには例の帽子をかぶらせ、「じゃ、○○さん、弾いてくれませんか。」「承知しました。」という念の入れよう。

「歌うたいのバラード」を聴いているときにこの歌、生で聴けている---シアワセ---を思った。

「ドレミの歌」は観客みんなと大合唱。

舞台装置は大きな作り物のスピーカーの箱が両端にあって途中で箱の上に何か見えたなと思ったらあっという間に猫の顔をもったバニーガールがスルスルと空気を吹き込んで出来上がり、曲に合わせて頭をゆらす細工。もう一匹の猫ちゃんは誘惑姿態で下を覗き込んでいる。

MCもなんだか独特で、ふわーとしゃべる。特にはじめのすべりだしがどこから声出すのだろうというマヌケ声で笑ってしまう。

キーボードを弾いたり、メンバーとドラム合戦をしたり、でもなんといってもギターの腕前はすごい。

みんな立っていたのでそんな中で座っているわけにもいかず、オバサンも立ちました。

パンフレットも買ってみた。最後のページ、たしかに
「TOUR STAGE CREATIVE&CONSERT TOUR STAFF」のところに息子の名前が出ていてちょっと目頭があつくなった。