ボケ競争

昨日はよく降った。
雨が上がり、日が差した朝、庭に出てみると、例のほったらかしのデンドロビウムの蕾が開いていた。

さて、今日は友人にチケットをもらって「王羲之から空海へ−日中の名筆 漢字とかなの競演」という展覧会にツレアイと行ってきた。大阪は天王寺にある大阪市立美術館

http://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/ogishi-kukai/

大変なボリュームで、見終わるのに3時間かかった。王羲之の書の前ではずらっと行列が続き、なかなか前に進まない状態。国宝も数多く出品され見応えがあったがどっぷり疲れ果てて美術館を出て喫茶店でお茶を飲んでいてハッと気づく。そうだ、日傘!

傘は持って入館できず、傘立てに預けたのだった。その傘を忘れて出てきてしまった。気がついた時はすでに閉館時間の5時を過ぎている。あわてて戻ると黒田門が閉まりかけていた。事情を伝えて入れてもらい、美術館まで来ると扉が閉まっている。オロオロ、ウロウロしていると警備の人が声をかけてくれ、守衛室のようなところが少し行くとあるからそこで伝えなさいとのこと。傘立ての札を渡し、事情を告げるとすぐに持ってきてくれた。

ツレアイにボケ競争、オマエの方が勝ってるゾとまたしても言われた。


お茶の世界で有名な墨跡、破れ虚堂と俗に呼ばれている虚堂智愚の「与照禅者偈頌」をじっくり見られたのもよかった。

http://www.emuseum.jp/detail/100222/000/000?mode=detail&d_lang=ja&s_lang=ja&class=&title=&