今年もよろしく

19日、20日とお茶の教室の初釜だった。二日続けてあったのは、いつも茶事の勉強会ではお料理を家庭科の先生だったKさんがしてくれ、台所に立つので彼女は茶事の勉強に参加できない状況で申し訳ないと思いつつ3年が過ぎ、今回やっと先生の一声で19日はKさんが料理、20日は私が料理をしてKさんに正客、亭主をやってもらったのだった。とてもKさんはよろこんでくれた。

どんな小さな集まりでも組織というものはだれかしんどい役を引き受ける人が必要で、でも問題はそれが固定しがちになることである。

大学の同窓会の事務局で会計の係を引き受けているがまさにしんどい役で、年が明けて子どもたちが帰った後、毎日といっても過言でないくらいパソコンに向かい合い、先日やっと1000枚を超す会費納入状況のお知らせなる個人宛のプリントを印刷してほっとしたところである。

この状況は変えなくてはならない。2月と3月にそれぞれ一回ある事務局会議で話し合ってもらうべく資料を作っている。

これを見て見ぬふりをしていくことで組織というのは硬直化し、腐っていくのだろうなと思う。

私たちの事務局は有り難いことにこんなふうに声をあげるとちゃんと受け止めて動いてくれる。

お茶の教室もよくしていこうというベクトルがちゃんとある。誰もにしんどいこと引き受けますよという姿勢がある。


よい年の始まりだ。