アサーティブでない人に

先日届いた勝間和代さんのメルマガ、いいなと思ったので転載します。
(このメールは転載歓迎です。ただし、下記のメールマガジンが出所である旨、必ず、URLを明記してください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=55457&m=117569&v=8deafc79)と書いてあります。


7月9日 水曜日

こんにちは、勝間和代です。

アサーティブという言葉を知ったのは、いまから15年以上前の、当時勤めていた会社での企業研修だったでしょうか?

相手に対して
−率直
−対等
−誠実
−自己責任
の4つの柱で接する、ということを心がけると言うものです。

コミュニケーションの中で、自分の意見をしっかりということは自分の権利であるという発想です。これが身についていれば、不必要に相手に高圧的に出ることもないし、ハラスメントにあったときにもしっかりと言い返せるし、また、こちらからも誰に対しても対等につき合う心構えが出来る、という発想です。

まだまだうまく出来ていませんが、それでも、このことを知っている、知らないでは、ずいぶんその後に差が出てきたかなぁ、と思っています。

一方、難点としては、相手がアサーティブでないと、疲れてしまう、ということです。なんとなく心をごまかされたり、上下に出られたり、約束を守らなかったり、あるいは、責任をこちらになすりつけられたり。

以前、もうなくなってしまった7つの習慣のコヴィー博士に

「どうやったら、7つの習慣が身についていない人とうまく対応出来ますか?」

と質問したところ、

「傾聴(active listening)」「忍耐(patience)」

と何度も答えてくださいました。いぜん、日本では大阿闍梨にも同じ質問をしましたが、やはり

「70年も生きていればできるようになるよ」

とのことでした(苦笑)。

うーーーーん、まだまだ、修行が足りません。とりあえず、自分は4つの柱を心がけ、相手には傾聴と忍耐を心がけたいと思います。

で、できるかなぁぁぁぁぁぁ。


先日の旅の帰り道に親戚の家に寄って一泊して帰ったのだが、80歳を迎えようとするおばさんと話をして、とても苦労をしてきた人なのだが、この人は話を聞いてもらいたがっているととても思ったのだった。息子との軋轢もおばさん自身が解決法を知っている。ただ、話をとことん、聞く相手がいる。