ナレーションの力
NHKラジオ新日曜名作座、西田敏行と竹下景子のコンビになって何年になるのか、先日、ものすごく久しぶりに聴いた。
竹下景子が巧くなっていてすごいなと思わせた。西田敏行に負けていない。
昨日のドラマ隠蔽捜査、半沢直樹のスタッフでつくられたとのこと。杉本哲太、古田新太の太太コンビはあまちゃんでも証明済みの芸達者。よくやっている。
このドラマも半沢直樹と同様、ナレーションが入る。今回は麻実れいだった。
半沢直樹があれだけ人気を博したのにはナレーションが一役買っていたことを誰も言わない。山根基世のナレーションがどれだけ巧みであったか。ドラマの最初にナレーションで視聴者をひきずりこんでおいて話が始まった。
麻実れいでは歯が立たない。というか聴いた限りでは山根基世の足下に及ばない。
竹下景子なら勝負できる。
昨年末のNHKスペシャル、タイトルを忘れたが第二次大戦にまつわるスパイ暗躍の裏の情報戦を扱ったものだが、山根さんがナレーションを担当していて、最後まで私をあきさせなかった。内容構成も優れていたと思うがナレーションでぐいぐいひっぱった。
朗読やナレーションの力をぐぐっと感じた最近のマイブームです。