衝動買い

とっても素敵だったし、店員さんが奨め上手だったのでついつい買ってしまったストール。

MADE IN NEPAL とある。



ぎっしり詰まった一日。

お茶のお稽古。中置き。お菓子は松江三英堂の「日の出前」、旅行のおみやげ。お取り寄せした木曽銘菓「御岳もなか」。
お稽古場を出て、ソロプチミストのバザーに行き、そこでこのストールを入手。夕方久しぶりに高校の同級生と会食の約束。その5時半までの3時間をどう埋めるか---映画しかないでしょ!
見たかった「許されざる者」が終わっていて、うまくはまるのは「人類資金」だった。阪本順治監督。ふーん、こんな映画も撮るんだ。森山未来香取慎吾、なかなかよい。お金がふんだんに使えたらもっと重厚な映画になっただろうに。文化庁が後援していた。

映画の途中に息子から電話。いいところだったので、出なかった。しばらくしてメール。大事であればと、館外に出て見てみると、怒りのメール。

「本、うけとりました。
頂いていてこんな事いうのもなんですが、読んでみて、どういう意味でこの本?と疑問を持っております。
参考になる部分はあると思いますが、34歳の男、会社10年以上勤務していて属している世界での難しいレベルの仕事をこなして行けてる、泥のついてきた人間にとってこの本とはと、新人とはと思われているのかと勘ぐる次第です。
意味を知りたくて電話した次第です。」

怒っている!怒っている!!

送った本は津田大介が誉めていた「努力する人間になってはいけない−学校と仕事と社会の新人論」(芦田宏直)。
役に立つと思ったのだがしかられてしまった。新人論と書いてあるけれどどう生きていくべきか考え方を示していると直感的に思って送ったのだけれど。

と書いていたら、今、正に、今(10月29日午前1時半)、メールが入った。

「本読んでいったら少し母さんの真意がわかった。なんかストレスが溜まってて少し気が昂ぶってた。」

津田大介による帯のキャッチコピーは、

「人生に<師匠>がいない人−必読です」