読了

ぐいぐい引っ張って行かれた筆力。しかし、なんともすさまじい話でもあった。
目的のためには○人もなんのその。子どもであれ、女性であれ。
と話をするとツレアイはローマ帝国だって暗殺に次ぐ暗殺、似たようなものだと。組織維持、権力維持というのは大変なエネルギーを要するのだ。
対皇室にこのような目付というのだから、各藩に対しても目の細かい情報網をはりめぐらせていたのだろうな。
公家と武士の気質の違いもよくわかった。藤堂高虎はキレモノだったというのもわかった。

宗旦は出てこなかったが寛永文化の時代の大枠を俯瞰することはできた。

小説故のデフォルメがあるとしてもこんなふうに歴史を身近に感じさせてもらって感謝です。

次は幕末の勉強を「天璋院篤姫」でやりたい。さっき、文庫本を注文。私はこんなときアマゾンのusedを注文。1円と送料250円で届く。

今日は気分を変えてお昼は「ちらし寿司」。
毎日玄米というのも飽きるものだ。