「急がない」健康法
毎朝届く勝間和代さんのメルマガから転載。
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「急がない」健康法
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こんにちは、勝間和代です。
最近、免疫や自律神経の本をたくさん読んでいます。睡眠や休憩の重要性についていろいろ書かれていますが、とにかく、大事なことは、むやみやたらに
「交感神経を興奮させたまま」
の状態にしないこと、そして、そのためには、
「ゆっくり動く」
「余裕を持つ」ことが一番なのだそうです。
よく寝る、ゆっくり食事をする、ゆっくりお風呂に入る、などはみな同じですね。動作も、交感神経優位な人ほどゆっくりを心がけた方がいいそうです。
なので、私が最近やっているのは、とにかく、
「移動時間に、すべて10〜20分の余裕を見ること」
です。
どんな交通手段でも、遅くとも10分、できれば20分前に着くようにすると、いろいろな風景が変わります。
10-20分出来た時間は、着いた先で電子書籍端末で本を読んでいてもいいし、ちょっとしたメールを打っていてもいいので、すきま時間の過ごし方にはまったく困りません。
むしろ、いつも
「あーーー、間に合うか、間に合わない」
という切迫感から逃れ、地下鉄も悠々と、1本見逃せるし、めったにタクシーを使わなくてよくなるので、ふわふわと動けるようになりました。私があまりにもケガや事故が多いのは、ここが抜本的な原因なのではないかと思い、やってみているところです。
ぜひ、周りの人から「落ち着いたねーーー」「変わったねーーー」といわれるまで、定着させてみたいと思います。
このメールは転載歓迎です。ただし、下記のメールマガジンが出所である旨、必ず、URLを明記してください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=45362&m=117569&v=cb9ef1a8
ほんとにそうだなぁ。具体的に書いてあることが多いのでこのメルマガから学ぶことが多いです。
これもおもしろかったので転載します。
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「フィンランド症候群」のウソとホント
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こんにちは、勝間和代です。
健康本を読んでいると、よく「フィンランド症候群」という言葉がでてきます。こちらは、、フィンランドの保険局が1974-1989年に行った介入調査です。
−ヘルシンキに住む40-55歳の男性会社役員
−心臓血管系の危険因子がある
−健康な1,222人を対象そして、半分の612人には介入群として、5年間、定期的な健康診断をし、タバコや飲酒を控えるなどの指導をし、必要に応じて、高脂血症や高血圧の薬を投与、15年後にどちらのほうが、健康を保っているか、という比較をしたものです。
この調査が有名なのは、健康指導をした半数の人たちの方が、そうでない人たちよりも心臓疾患になった率も、死亡率も高かったので多くの関係者が衝撃を受けたからです。
つまり、禁煙や節酒を指導し、薬を飲んでもらった方の人たちの方が、統計的には健康を害してしまった、ということになります。
この研究だけを表面的になぞると、
「なーーーんだ、禁煙や節酒しても効果が無いのか」
となりそうですし、実際そういう文脈で誤用されることが多いのですが、実は原論文を読むとそうではなくて、本当に健康に影響を与えたのは、なんと
「高脂血症や高血圧の薬の投与」
だったのです。
もともと、高脂血症も、高血圧も、体の免疫作用の一貫で、そうなる理由があるので、これをむやみやたらに薬で抑えると、必要なホルモンが生産できなかったり、必要なところに血流が行かなくなったりして、弊害が生じるというわけです。
こちらに論文の抄録があるので、もしよかったら、目を通してみてください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=45411&m=117569&v=ef15a985まぁ、私たちは都合のいいようにいろいろなものを解釈する癖がありますので、気を付けましょう!!