Pray

歩いて行けるコンサートだった。家を6時10分前に出て会場に20分後到着。トイレ前に長蛇の列。スタッフが促すが促したところでね。。。

男女比10対1。なので例えば2カ所ある男子トイレを一つは女性用とすれば少しはましだったかも。

たぶんトイレ待ち人対応が大きいと思われる9分遅れの開演、「沢田研二 LIVE2013『Pray』」コンサート。

歌いまくり、動きまくるジュリー。クスッと笑えてしまうのは必ず1曲終わる度に「ありがとう、サンキュー、ありがとね」と独特のイントネーションで律儀に言ってすぐ次の曲が始まること。

一階席は総立ち。二階でよかった。私はよう立たん。

歌詞がよく聞き取れないミキシングはまずい。でもとにかく手を抜かず一生懸命に全力でという姿勢は届くものがある。

そして突き出たお腹、かっこよくない動きもかっこつけたりせず、ええかっこしたいというようなことからは抜け出ている境地を感じる。「6月25日で65歳。ようこんな年寄りのために7000円も出して聞きに来てくれはりました。」と言った。

最新のCDから、4曲歌ったうちのひとつ
Fridays Voice



放射能は呻いた こんな酷い支配を
意に介さぬ人が嗤う 何故恐れない

福島だけ問題? 無関心が問題
生けるものの大切な未来 決めてしまう問題

この国が いつか変わるため 今夜集まろう
OH 静かに熱い覚悟
We Are Fridays Voice

放射能に罪なし 人間こそ罪あり
護るべきは命の尊厳 何故感じない

可哀想な原発 行き場のない原発
危険すぎる手におえぬ未来 止めるしか原発

この国を もっと愛せるよう 今夜集おう
Ah 重ね合わせた誓い
We Are Fridays Voice  We Are Fridays Voice

この国が 生まれ変わるため 今夜寄り添おう
Ah 静かに熱い叫び
We Are Fridays Voice  We Are Fridays Voice
We Are Fridays Voice  We Are Fridays Voice
We Are Fridays Voice  We Are Fridays Voice
We Are Fridays Voice  We Are Fridays Voice


前にもインタビューで語っていたが、ちゃんと歌にもしていて、コンサートで歌うこの人はやはり大した人だ。観客はこころなしか引き気味であったけれど。

敬意を表してこのCD「Pray」を購入した。