レ・ミゼラブル

映画「レ・ミゼラブル」を観てきました。駅前の昔からある映画館、何ヶ月か遅れの映画がかかります。今週末まではレ・ミゼラブル

期待して行って、期待以上でした。

最初の画面から引きずりこまれます。

この映画館で30名近く客が入っていて、帰りにパンフを買おうとしたら、何日か前に売り切れとのこと、これにもびっくり。

このブログでも書きましたがこの映画館で「麒麟の翼」を観客は私一人という状態で最後までみましたから。

帰りに階段で一緒になった人に声をかけると、今日は2回目と言ってました。

監督はトム・フーパー。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を取った人です。この人は細部まで手を抜きませんね。爪の垢も泣くときの鼻汁もリアルです。役者に容赦なく迫れる人ですね。若いのに妥協しない人だと思います。

アン・ハサウェイにもびっくり。なりきっている。人の心を打ちます。

全てリアルにその場でその人が歌っているので迫力を感じます。こういうやり方でミュージカル映画をつくったのは初めてだそうで、セリフよりかえってリアルが感じられます。感情移入があるからでしょうね。

トム・フーパーヘレン・ミレンの「第一容疑者」の何作目かも監督しているそうです。

バスチーユの象についてもこの映画を観た後、ぐぐってみて知りました。ナポレオンが作らせたものなんですね。

星5つの映画でした。満足。6月にDVDも出たんですね。