どうなんでしょう、こんなこと

一つ目

電力電気料金適正化推進のお知らせなるものが留守中に郵便受けに入っていた。書いてある連絡先に電話して、とりあえずは過去1年遡って今の料金体制と従量電灯Bで計算したものの比較の表を送ってもらうことにした。すると電話口の○○エネルギー協会の人は「じゃあ、私の方から関西電力に資料請求の依頼書を出しておきます」と言ったのでお願いした。

すると何日かして関西電力から電話が来て「今、依頼書を受け取ったんですが名前の漢字がうちで掌握しているものと違っているんですが」という。そう言えば先の電話でのやりとりの時に善良の良の字ですと言ったときの向こうの返しが何か変だったなと思い出し、「電話でやりとりしたのでまちがったんですね、それでそのまちがった漢字のでだいじょうぶですか」と尋ねると「判が押してあるので使えます」というではないか。えっ、判子?私は押していないのに----ははー、手抜きだなと直感。本来依頼書と言うからには依頼者が作成して依頼者の判がいるのだろう、しかし、それにはもう一度訪問するなり、郵送するなり、手続きが必要なので○○エネルギー協会では、あるいはその人はいくつか判を持っていてそれを使って判を押すのだろう。いや、過剰なる親切心かも知れない。そのことを伝えると、「そのあたりはうちではわからないので結果を送るとき依頼書のコピーも入れておきます」とのことだった。

今日届いた料金比較の文書はまさにそうで、同封の依頼書は漢字がまちがった名前でしっかりうちの姓の判が押してあった。

考えるとぞっとする。私文書偽造である。

(結果はBで計算してもほぼ変わらず、今のAの方が合計で136円低かった。なので変えなくてよいということがわかった。少し迷ったが比較ができたのだからよしとして事を荒立てないことにする。)


二つ目

J○Bカードから1万円相当2,050ポイントプレゼントのお知らせの封筒。よく読むと、条件は二つあって一つはカードで1万以上買い物をすること、もう一つはこのカードでキャッシングリボ払いを新規に1回以上利用することとある。

くわばらくわばら、年利15%もの借金をさせようとしているのだ。したくもない者に。もしくはそういうことはしたくないと思っている人間に便利ですよ、こんなにとバリアを下げさせようとしているのだ。

巧妙である。

同封のパンフの下に「貸し付け条件を確認し、借りすぎに注意しましょう。日本貸金業協会」とある。