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娘のところで過ごした二週間の間に気分転換に喫茶店に2回行った。

一つは「コメダ珈琲店津南店」、もう一つは「珈琲屋らんぷ津高茶屋店」。

どちらも人気の店らしいそうで、シルバーでにぎわっていた。

コメダの名前は私でも知っていたので好奇心から娘に言うと「お母さん、シロノワールが有名、是非行ってみたら」とすすめられ、行ってみた。「らんぷもいい店なので行ってみたらいい。どちらも人気がある」と言われ、こちらも別の日に行ってみた。

人気を二分している両店を私なりに比較。

まったく雰囲気が異なる両店、コーヒーの値段はどちらも380円。
モーニングサービスの比較をすると、
コメダは7時から11時まで。らんぷは6時(!)から12時まで。らんぷに軍配。
コメダはトーストとゆで卵。コーヒーについてくる袋入りのピーナッツはモーニングにはつかない。らんぷはまず注文を聞きに来たときに袋入りの黒豆の入った豆菓子をもってくる。いろんな種類のトーストから選べる。ゆで卵はつかない。小倉トーストを頼んだ。コメダはトーストを小倉トーストにするには別に100円出して小倉あんを頼む必要がある。しかし、ゆで卵がつくつかないは大きいか。しかし、豆菓子がつくつかないがあるから、らんぷに軍配。

らんぷはいろんなコーヒーカップで出てくる。コメダは神戸のにしむら珈琲店のコーヒーカップに似た形の、名前入りのカップで出てくる。テンガロンハットのおじさんの絵がついている。端反りの飲み口が飲みやすい。

らんぷは黒い焼き板が張られたしっくいの壁の建物でシック。黒が基調、テーブルも椅子も。おしゃれ。店員さんも白のシャツに黒のスカート、もしくはズボンできりっとしている。
コメダすかいらーく(もう、なくなったかな)のような外食チェーン店のような建物。椅子は赤いビロードの布がはってありクッションも適度に効いていて座り心地はいい。昭和レトロの味わいがある。店員さんは帽子をかぶってエプロンしてくだけた感じ。

どちらが長く座っていたいと思わせるか---意外にコメダが独特のゆったり感がある。

それぞれ持ち味を大切にがんばってくださいといったところ。

先日、加古川市内を車で走っているときにコメダの店ができているのに気がつく。東海圏から関西圏にも進出とラジオでたしか言っていたなぁ。

今日、つれあいを誘って行ってきた。娘おすすめのシロノワールを注文。温かいパンにソフトクリームがのっかっている。シロップもついてくる。

レジで気がつく。コーヒーは400円。えっ、三重県は380円だったよ。店によって値段ちがうんだ。地価のちがいだったりするんだろうか。