笑顔でいよう

花粉の量が半端ではないのだろう。目もかゆいし、喉もいがらっぽい。もちろん、くしゃみ連発、鼻水大量。。。



ボランティアサークルで知り合った友人から、先日、本をいただいた。
「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子)

少しずつ読んでいってる。

今日読んだところは特に響いた。

笑顔で生きるということに、もう少し自分らしい意味を与えるようになったのは、30代になってからの「ほほえみ」という詩との出合いでした。「お金を払う必要のない安いものだが、相手にとっては、非常な価値を持つものだ」という言葉に始まる詩は、次のように締めくくられていました。

もしあなたが 誰かに期待した
ほほえみが得られなかったなら
不愉快になる代わりに
あなたの方から ほほえみかけて ごらんなさい
ほほえみを忘れた人ほど
それを必要とする人は いないのだから

この詩との出合いは、私の笑顔の質を変えました。チャームポイントとしての笑顔から、他人への思いやりとしての笑顔、そしてさらには、自分自身の心との戦いとしての笑顔への転換の始まりとなったのです。それは、ほほえむことのできない人への愛の笑顔であると同時に、相手の出方に左右されることなく、私の人生を笑顔で生きるという決意であり、主体性の表れとしての笑顔でした。
そして、この転換は私に二つの発見をもたらしてくれました。
その一つは物事がうまくいかない時に笑顔でいると、不思議と問題が解決することがあるということです。
もう一つの発見は自分自身との戦いの末に身についたほほえみには、他人の心を癒やす力があるということです。とってつけたような笑顔でもなく、職業的スマイルでもなく、苦しみという土壌に咲いたほほえみは、お金を払う必要のないものながら、ほほえまれた相手にとっては大きな価値を持つのです。ほほえまれた相手を豊かにしながら、本人は何も失わないどころか、心豊かになります。

笑顔で生きていこうという気持ちを強化してくれました。