2月も終わり---

友人と元町の神戸市立博物館に「中国王朝の至宝」展を見に行った。

スケールの大きな展覧会で、圧倒された。展示物は明器(死者に添えて墳墓に納める葬具の一種)が多かった。日本の縄文時代にこんな文物をつくっていた中国という国の底力。すごい。

1章 王朝の曙 「蜀」と「夏・殷」
2章 群雄の輝き 「楚」と「斉・魯」
3章 初めての統一王朝 「秦」と「漢」
4章 南北の拮抗 「北朝」と「南朝
5章 世界帝国の出現 「唐」−長安と洛陽
6章 近世の始動 「遼」と「宋」

2008年の発掘でみつかった阿育王塔の輝きに目を奪われ、170点に及ぶ出品文物のひとつひとつの存在感にたっぷり浸ること150分、10時の開館と同時に入り、出たのは12時半だった。

平日なのに人は多かった。シルバーが9割ぐらいでなかったか。神戸市民の65歳以上は半額の750円(神戸市の太っ腹!)なので余計のこと行ってみようという気になるだろう。

帰宅後、町内会の仕事をしながら夕飯の用意。食後も回覧物の数を数えてさっきブロック長さんのところに配って歩いた。

充実した一日であった。