アラカルト

暮れも押しせまった今日、ゲイブン(兵庫県立芸術文化センターのことを皆さん、こう略します)に友人に誘われてお芝居を見に行きました。

「アラ・カルト2---役者と音楽家のいるレストラン」

友人は去年行って、とても楽しめたからと誘ってくれました。東京の青山円形劇場のクリスマスを彩るアラカルト、20年続いたそうですが、一旦終了して新たにアラカルト2として再登場3年目、芸文には去年からの2年目。

高泉淳子という女優が中心となって台本を書き、演じます。ずっと前のNHK週刊こどもニュースで池上さんの相手をしてお母さん役だったそうです。

とっても達者!!身体はよく動き、ダンスもすばらしいし、歌もうまい、台詞はどんな役をやってもうまい!

3時間びっしり楽しんで5500円は安い。芸文の中ホール、音がとってもいいです。客席もけっこう急な坂になっているので前の人がじゃまをしません。

毎回ゲストを呼ぶそうで、今回はローリー寺西。この人がまた楽しいんです。お芝居だけじゃなくて途中に入るショータイムで「Over the Rainbow」を聴かせてくれましたが年季入っていますね、彼の歌は。とってもよかった。

槇原敬之とは従兄弟だそうで、小さいときローリーの姉も入ってザ・ヤンチャーズというバンドを組んで、店の従業員の人たちに無理やり聞かせていたそうです。そのバンドからプロのミュージシャンが二人も出たというのは偉大でしょと笑わせました。

誘ってくれた友人は11月の終わりにお母さんを亡くしました。にもかかわらず、このお芝居を誘ってきたので私は受けとめなくちゃと思いました。

お芝居の前に行ったのはタイ料理のランチ。いろいろ話を聞きました。仕事のよくできる人なのでしゃべることで整理されていくのだと思います。

また4月にお芝居に行こうと約束し信州から届いたというリンゴをもらって別れました。

蜜入りだそうです。