『課外授業 ようこそ先輩』西村賢太氏

「だめな自分を書いてみよう」
なかなかよかった。1年前の放送の再放送。さらに編集してあるらしい。

自分をさらけ出すことの大切さ---自分は年取ってから藤澤清造という私小説家に出遭って、知った。もっと早くにこのことに気づいていたら苦しさが減らせた。

西村さんは子どもたちに上から目線はいっさいなく、淡々と伝えた。

周囲の大人達の手助けがあったかどうかわからないが、素直に子どもたちは課題を受け入れ格闘していた。

書いたものの出来はどうでもいいのだ、思春期にそんなことをいうおじさんに出会い、書いてみた、書くには必要な「自分をみつめる」ことをして、「自分のだめなところを人前で言う」練習をした、すると心が軽くなって前向きに歩み出せた、という経験が今後にきっと生きる。