たかな

今朝の散歩で久しぶりにおじいさんに会った。
タカナを収穫していた。「そろそろ、市場に出そうと思ってな。」

少し、分けてほしいというと、「ええで。持って行き。」

「いや、100円分、売ってください。」

おじいさんが夏の暑い日、種を播いて、肥料やって、水撒いて、こつこつ育てたのを知っている。ただではもらえない。神社に行ってくるので、その間にこの袋に入れておいて。

戻ってくるとたくさんのタカナ、お礼を言って持ち帰り、早速洗って油揚と煮た。