りっぱな夫婦

朝、新潟にいるツレアイから電話がかかる。ある集まりに参加しているのだが、最高齢者ということで乾杯の音頭を取ったり、大活躍(?)だったらしい。それでビールを飲み過ぎたんだそうな。てきめん、昨夜、足首が腫れてきたとのこと。痛風がでたのである。それで、帰宅を一日早め、今日帰るから、今夜泊まるはずだった東京の宿にキャンセルを入れてほしいとのこと。あれほど飲み過ぎてはだめよと念押ししてあるのに。

自由に過ごせる私の夏休みが一日減った---(ツレアイがいても自由にはさせてもらっているけれども)

予約していたホテルに電話を入れ、当日のキャンセルなのでキャンセル料はどうやって支払いをとたずねると何と、「当ホテルは連絡を入れていただければ当日であってもキャンセル料はいただきません。」とのこと。感激して電話を切る。

帰宅は夜になるとのことで、前から予定していた三宮である「神戸アンティーク市」に行くことにした。バスに乗らず歩いて駅につき、バッグをさぐるとなんということでしょう。財布を忘れているではありませんか---

このりっぱな夫婦ぶりはどうだ!夫も夫なら妻も妻であることを実感。

しょうがないので炎天下、泣く泣くまた歩いて家に戻り、今度は自転車で駅に出た。

家の近所にある木金土しか開けない喫茶店の人(兵庫の焼き物のコレクター、店はずらっとコレクションがかざってある)が出店しているのだ。

焼き物だけでなく、いろんな店が出店していて、着物地でつくった洋服、茶道具、古い裂地、装飾品、古いガラス食器、外国のボタン、綿レース、銀食器などさまざまな展示品で時間があっという間に経った。衝動買いもしてしまう。



でかけるときに駅の前の明石公園から大きな歓声が聞こえていた。明石球場で昨日から第57回全国高校軟式野球大会が開かれているのだ。毎年この時期に開かれる。

一昨日、姫路のお茶の稽古に出かけるときに信号で作新学院軟式野球部と書いた中型バスに出逢う。第二神明道路を降りて5分ほど走る明石に向かう道。
バス会社ではなくて学校のバスだ。運転はジャージを着た野球部の監督らしい感じのする先生らしい人がしていた。栃木からこのバスで来たのだ。硬式に比べ予算は少ないんだろうなぁ。お疲れ様!と心の中で声をかけてすれ違った。