遠い宇宙に思いをはせる子どもを育てよう
昨日は友人の催す会に行った。「親子天体望遠鏡工作教室-作って土星の環を観よう-」
親子よりシルバーの方が多かった。
組み立てキットを販売している会社の社長さん親子が来て、工作を指導してくれる。
http://www.orbys.co.jp/
子どもたちに望遠鏡で星を見る楽しさを伝えたいという強い一念で会社を興した社長さんがすばらしい方だった。
「望遠鏡は凸レンズで作った月や土星の実像を虫眼鏡で大きくしてみる道具」
値段のほとんどはこのレンズがしめるという焦点距離420mmの凸レンズと紙筒、接眼レンズがキットの中身で、工作に必要な接着剤やはさみやセロテープを準備して息子さんが教えてくれた。
社長さんがいう。凸レンズに入った光がレンズで屈折して像を結ぶと教わり作図し、試験の問題も解いてきたけれど大人になってほんとに実像を目にしたときの感動がずっと続いて今、この仕事をしているのです。
そしてフレネルレンズを使って実際に実像を見せてくれた。
これが装置。子ども受けに赤いUFOを宙につるし、天井を覆って上の穴から懐中電灯で光を当てる。筒の先にはフレネルレンズ。
友人がもっと大きなフレネルレンズがあるよと持ち出し、それが作った実像。
社長さんの会社はオルビィスという。もっと世に知られ、発展してほしいな。