「心身剛健 郷ひろみ」朝日新聞「生活欄」郷ひろみからシニア世代へのメッセージ

彼がまじめでストイックというのはNHKのようこそ先輩という番組で知り、彼に対するイメージを改めてはいた。

「いい楽曲と出会うためにはいつでもどんな曲でも歌えるよう自分を高めておかなきゃいけない。千載一遇のチャンスをものにするためには切磋琢磨し続けるしかない」

「きれいな体になろう」と30歳前にはじめたトレーニング、3年近くたった頃、肉体を鍛えると精神も鍛えられることを体感。以来、トレーニングはかかさない。そして年々細かく丁寧になっている。

「3」という数字も彼のこだわり。「1年や2年でできたことは忘れてしまうが3年続けるとやめようという意識にならない。英語も3年でモノになった。とりあえず3年やるのが僕の目安。」

3年続けるコツは「思考」「行動」「継続」の三つ。これでいいと思ったらそこで成長は止まる。心のサーモスタットをかけないこと。

外面以上に内面を磨くことを自分に課している。「運動では腹筋よりも背筋を鍛えることが大事。見た目で腹筋をやりたがるけれど背筋がないと背中が丸まる。正面から見えない背中が人間を支える一番大事な部分だ。人間も外から見えない内面が大事。そのことを僕は運動から教わった。」

スゴ!