道路掃除

一昨日の夜遅くに息子から電話があったようだが気づかなかった。
昨日電話してみた。

職場の人間関係に相変わらず、悩んでいる。。。

父親とのこともあり、悩みは深い。


もっと話せばいいのに、夜遅くてお母さんも疲れているのにごめんとか言って、切ってしまった。

しんどいときにそんなええかっこしてどうするの----

君なら乗り越えていけるよ。今までもそうだったやん。



お母さんもふさぐときはあるよ、いっぱい。
そんなとき、最近は掃除でしのぐ。
特に床拭きが効果がある。それから引き出しの整理。



昨日はお茶の稽古日だった。
ある話題からある人が「昔、先生にあなた、◯◯さんと競い合って点前が上手になってきたねと言われ、私はこう言ったんや。お茶の世界では誰がライバルとかそんなことはないと思います。たとえばゼミにいったら、いくら自分が上手になってきたなと思うことがあってもそんなこと打ち砕かれてしまうもっともっとすごい人はいっぱいいるし、もちろんあの人よりは私は上手かもと思うこともあるけれど、結局自分のライバルは自分。自分との闘い。お茶の世界ってそういうもんとちがうますか。先生は黙ってしまわれたけれど。」一同、シーン。(この人も私の先生と心で思っている。)

ホントにそう。みつめるのは自分。エンデの「モモ」の中の道路掃除夫ベッポの言葉にある。隣隣で掃いていくだけ。疲れたら頭を上げて自分が掃いてこれた道路をみる。少しずつ増えている。確実に増えている。昨日より、一週間前より、一年前より。



ところで、いつもはお昼は先生が買ってきてくださるイオンの300円(!)のお寿司か200円(!)のサンドイッチで会食して、午後に続くのだが、昨日は中華レストランに行った。姫路の「紅鶴」。私は初めてだったが、味、センス、抜群で感動。
http://benizuru.net/greeting/index.html みんなそれぞれに自分の道を掃いている。