追記 市川里美さん

12日、市議選の投票に行った帰り、図書館に寄った。

ちゃんと市川里美さんのサイン入りの絵本『とんでいきたいなぁ』が待っていた。サインの横にキリンのイラスト。孫の名前も書いてくださっていて、その下に”こんにちは!”とあった。

この絵本にはパリの空が描かれている。飛行機雲がいっぱい描かれている。5本の線。よく飛行機が飛ぶのだそうな。横にいる出版社の社長が口を出す。「僕もはじめは信じられなかったんです、こんなに飛行機が飛ぶのかなって。でもモンサンミッシェルに行ったときの写真を見せましょう」と行って映し出したのは8本の線が交差する空。

左右から飛行機が飛んできて、軌跡が重なるのであわや、追突!と思うことも慣れない頃はあったと市川さん。

もう一つ印象に残っているのは砂漠の話。

砂漠が大好きで砂漠を訪ねるツアーに何度か参加した。最後の旅はアラブの春の頃。申し込んで集合場所に行ってみると市川さんしかいない。他の申込者は不穏な雲行きに不安を感じて皆、キャンセル。でも市川さん一人に駱駝が4頭、ガイドと料理人がついて旅は実施された。ガイドと料理人は親子。とてもいい人たちで旅が進むにつれて3人家族状態で、市川さんの希望通りに進めてくれ、スケッチしたいというと待ってくれ、水をどのように調達するのか見たいといったら、連れて行ってくれ、砂漠について知りたいと思っていたことがほとんどかなえられ大満足であった。

この話の後で「想像よりも現実にあるもののほうがうんと素晴らしい」と言われたのだ。


このサイン入り、イラスト入り絵本は2歳になる孫にはまだ楽しめないだろう、早いだろう。でも贈ってやろう。。。大事に大事にしてほしいな。