白鷺の城

覆いが少しずつ外されていきます。

小学校5年生の時の遠足は昭和の大修理の姫路城でした。覆いを掛けた姫路城をバックにとった写真がアルバムに貼ってあります。

それから幾星霜。生涯に昭和、平成と2度の大修理を見るというのも何かの縁です。


高校の同級生からのメールです。(無断転載許されたし 彼は許してくれるはず)

修理した姫路城が白過ぎる。「しろすぎ城」だという声があると報道されていました。
馬鹿者!
400年前に完成した時の姿は誰も見たことがない。
今まで見てきたものが正しいと思うな。
私も天守が見え始めた頃から、想像していたよりも白いなあと
感じました。しかし、白過ぎて悪いということはない。雨風で3年も
経てば、なじんだ色合いになる。
それよりも、完成直後のこの美しさを見ておくべきだ。次は
50年先、100年先でないと見られないのだから。
ずっと、お城を見てきて凄いなあとは思って来たが、今回ベールを
脱ぎつつある城を見て、初めて
「ああ、綺麗だ!」と思った。
感嘆の声が出るよ。