食べるときに痛む

今日はネットで調べて口腔外科にも対応する歯医者さんへ。

ここ一ヶ月ほど、食べるときに口を開けると左顎の付け根が痛む。前にもこんなことはあって放置しておくといつのまにか治っていたのに、今回はそうはならない。

ググって調べると顎関節症であろうと思われる。近くにいいお医者さんがみつかった。

個人の歯科医院であるが、初診なので長く待つだろうと本持参で行ったところ、すぐ呼ばれて的確な説明を受け、レントゲンを撮り、それがすぐ診察台についているパソコン画面に表示され、その画面を見ながら説明を受ける。

その説明に一方で本物そっくりの頭蓋骨のレプリカを使う。この説明で初めて口を開けるときの仕組みを知ることができた。左右の固定された顎と頭蓋骨を繋いでいる蝶番が開いてあくのではなくて、なんと蝶番が骨のくぼみに沿って前にずれながら開くことで顎が動き、口を開けるのだ。その際に係わる軟骨がすり減っていたり、場所が少しずれていることで滑らかさが損なわれ、ギクシャクと動いて痛みを生じたり、音がするのだとのこと。

よくできているレプリカで付け根の蝶番のすぐ横に外耳道の薄い骨のトンネルがあることもわかる。さわらせてもらって暫く遊びたい欲望に駆られるが我慢。

そして軟骨が薄くなったりずれたりする原因は奥歯の部分のかみ合わせがどうもよくないらしいことによるらしいのだ。奥歯の治療をずっと前にしたときに歯の上に貼ったプラスチックが長い間に摩耗してきているらしい。

型をとって上顎と下顎の間に咬ませるマウスピースをつくって夜はそれを咬ませて寝るようにするらしい。もともと歯ぎしりするらしいのだ、夜、私は。ツレアイや娘に言われたことがある。

それからもう一つは付け根のあたりの筋肉を振動させて鍛えるというようなこともするらしい。来週の土曜日に予約を取った。しばらく通うことになる。

このわかりやすい説明をする若い歯医者さんの偉いところは一度も「老化」という言葉を使わなかったこと!