渡されたバトン

miyotyaさんがブログに書いておられた「渡されたバトン〜さよなら原発」を観てきました。

ブログを拝見して、そんな映画がつくられていることをはじめて知り、自主上映と聞いて兵庫県でも計画があるのかしらと、検索してみると近くの三木市で本日4回の上映があることがわかり、大雨の中、最後の19:00からの分を観てきました。

見応えがありました。低予算の映画と思われるのに迫力があります。主演の赤塚真人がうまいです。出演者の熱を感じます。推進派の人たちにも事情はよくわかるよと温かな眼差しを感じる映画でそれがこの映画の厚みになっています。

終わって階段を降りているときに見も知らぬ方から声をかけられ、同様の思いをもっていらしたようで話が弾みました。

今日は私の誕生日なのに家族の誰からもメールも言葉もかけられなかったのでプリプリしていましたが、この映画で機嫌が少し直りました。ホントは今も少しご機嫌斜めなのですが---水に流しましょう。

娘が私の誕生日に気づかなかったのは実はうれしい面もあるのです。母の愛に飢えて育っているので私の誕生日にはとても気を遣い、私が彼女の誕生日を忘れないかということに神経質なのですが、母親になって彼女の関心は娘に移り、ついに自分の母親の誕生日を忘れてしまうところまできているのは実は喜ばしいことなのです。


そして孫が出来た今、原発のない世界を願う気持ちをこの映画でさらに強いものにすることが出来ました。