共通点

もうじきお別れするアルバイトですが、隣の席の国語の先生とお会いするのが楽しみです。

先日、「もう一つ共通点みつけました!」と言って私に見せたのは「ほぼ日手帳」。今年からのユーザーだそうで、私がときどき机に置いたまま授業に行くので同じだと気がついたそうです。

私がいいなぁと思った欄外のコラム、彼女も赤で線が引いてありました。

私はね、「いのち」とは「時間のなかにある」と思っているんです。
たとえば、私がこの取材を受けている間、あなたが、この取材をなさっている時間、それが本当に「真心をこめた時間」であるか否か。それいかんによって「時間の値打ち」が、つまりは「いのちの値打ち」が決まってしまう。だから、いいかげんな取材をすれば、「今ここにある、あなたの人生」そのものが、いいかげんなものに、なってしまう。
    −−−−辰巳芳子さんが『辰巳芳子さんが教えてくれたこと。』の中で

この手帳、外にナイロンカバーをすると汚れなくていいわよ、そのナイロンカバーも進化してこんなふうになっているのと先輩ぶって教えてあげました。

あと一つの共通点とは仕事バッグが色違いで同じメーカーの同じデザインなのです。