今日のテレビ

いつも朝昼兼用を食べて夕食という一日二食生活であるが、今日は少し作るのが遅れて11時もずいぶんすぎてからの食事になった。

テレビを回しても余り興味を惹くモノがなくて、Eテレでも見るかとつけていたら目が釘付け。東北未来塾という番組でロボット研究者が主役だった。

未来ロボット研究所とかの所長さんだそうであるが若くて、背が高くて、スリムで、自然体で独特の眼差し、語り口、これはただ者ではない---画面から目が離せなかった。内容もおもしろく所長室でふんぞり返っている人ではなくて自由にディスカッションできる場、話題を共有できる場でなくてはならない、生活を共にすることから生じる一体感も大切と言って研究所にお風呂や台所もついている。

イケメンといういうだけではないオーラがある。人生の立ち位置がひと味違うというか、抜け出た感があるというか、半生も聞いて驚く。中学の時に骨髄がウイルスに冒され、車イス生活、寿命は8年と言われ、しかし奇跡的に復活、やりたかったロボット研究に突き進んできた人とのこと。たたずまいの柔らかさはそんな過酷な過去をまったく感じさせない。

古田貴之という名前を聞いて私は反射的に古田織部を思い浮かべた。まさか、その子孫というのではないでしょうねぇ。

気になってさっきググってみたらなんとそのとおり、織部の子孫になるらしい!

ふーん、織部さんの子孫はロボット博士か。。。

事故を起こした福島原発の内部調査に使われているロボットは皆、この人がつくったものとのこと。

ググった中に2008年の爆笑問題の爆問の動画があってちらっと見たがおもしろかった。ずっと昔から活躍している人なのだ。アンテナにひっかかっていなかった。

「不可能は可能になる」という本も出していて、中古本は200円だったので注文。