秋の夜長に

大分の友人から届いた渋柿、やっと皮をむいてつるしました。この場所につるすのは結構骨が折れ、このあとはあちこちに吊るし、約100個が熟すのを待っています。

夜なべ仕事でむきました。テレビをつけると「トゥルー・グリット」をちょうどやっていて、これ、たしか沢木耕太郎が映画評で誉めていた映画だわとうれしくなり、最後まで観ながらの皮むきでした。


トゥルー・グリット [Blu-ray]

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テキサスレンジャー役がマット・デイモンに似てるけど違うかな?と思ってみていたら、最後のエンドロールでやはりそうだとわかりました。というぐらい役になりきって演技していてこの人はまた次のレベルに進んだなと思わせました。大酒飲みの保安官はジェフ・ブリッジス、かっこよかった!

監督はコーエン兄弟。からりと澄み切った映像、何とも言えないブラックだったりドライだったりするけどヒトの行動の可笑しさ、考えることの可笑しさを垣間見させるユーモア、つきはなしはやはりあって、さすがでした。

時計を観ると午前1時半---夜更かしの、充実の、一夜でした。