流れた敬老会

台風18号で被害を受けた方も大勢おられる中、ゆるい話ですみません。

実は今日は我が町内会の所属する小学校区連合自治会と市の共催の敬老会の日だったが7時の時点で出ていた警報で中止となった。

ささやかな祝い品(市の準備する海苔---知る人ぞ知る我が市は全国1、2位を争う海苔の産地---とバームクーヘン---こちらは町内会独自でいつも準備するユーハイムのミニバウムクーヘンのセット)もお配りしなくてはいけない。(今年で町内会の役員2年目に入っている私である。)

まず電話で中止ということと組理事さんがご自宅まで持参することを伝える。300世帯ほどの町内会で敬老会の参加資格75歳以上が122人(むろん、ご夫婦ともという場合あるので世帯数で100ほど)いらっしゃる。超高齢社会をひしひしと実感する。

手分けして電話したので私の担当分は、60軒弱。ほとんどいらっしゃった。やりとりのなかで思ったこと。お年を召した方の応対の誠実さ、味わい、謙虚さ、相手へのねぎらい。数が多くて大変だったけれど一方で何とも言えない充足感というか、ちゃんと会話したなという充実感が残った。50分で60軒なので1分弱の会話であるにもかかわらずである。心が通じ合うというか、たしかに会話したなという充足感が残る。

一方で市の広報車が中止を告げて回ったのだが、電話すると、よく聞こえなくて敬老会のことを言っているようだったけれど、内容がわからなくて、電話してもらってよかったと感謝されたり、全然、広報車が回ったことも知らなかったという方もいた。

改めてお年寄りに丁寧な対応をすることの大切さを感じた。

そして温かな充足感に満たされた一日だった。