美は生き方にあり---佐伯チズさんの講演会

新聞の折り込み広告にあった佐伯チズさんの講演会。神戸である、無料---すぐ申し込む。

先日行ってきた。何でもある住宅会社の社長が佐伯さんの家について書いたものを雑誌で読んで共感し、手紙を出し、電話をしたら思いがけずご本人が出て話ができ、そのきっかけから関西に仕事で来たときにこの会社が建てた家を見学するというように事が進んでいき、今度佐伯さんがしっかり関わったモデルハウスの完成を記念して講演会の運びになったとのこと。

司会は八木早希さん。私は彼女をNHKのローカル番組で知って、なんと賢い人だろう、素敵な人だろう、可愛い人だろうと思っていたので、それもうれしかった。さっきググってみたらやはりなかなかの人なのだ。

さて、佐伯チズさん登場。やはりやはりなかなかの人物であった。心にこうありたい、こうなりたいという思いを描き、努力で自分の人生を創ってきた人であった。自分を甘やかさずにトレーニングを怠らない野心家であった。率直で正直で本音で話をする人であった。なので、すぐに引き込まれる。食足ったら次は身を構うのが人の本能である。高度成長の波にうまく乗り、具体的に人を幸せにする美容を職業に選び、成果を出してノシアガッテユク。でもそれだけではないのでこの人は光るのだ。理念を持って人に惜しみなく与え続ける姿勢がある。

真っ白なブラウスに赤いブレスレットふうの時計がとてもよく似合っていた。席を回って話をされるので、間近に見るそのお顔はホントに綺麗な肌だった。

美容って結局生き方なのだと思わせた。綺麗に生きなさいよ。それは自分を甘やかさず厳しく生きることです。今日の講演会100人の定員に700人の応募があってことわられた人が一杯いる。空席があるのが哀しい、来なかった人はなぜ行けなくなったと連絡しないのだろう、そうしたら行きたい人が来れるのに、と話をされた。もっともだ。

神戸駅前のHDCというビルが会場だった。住まいに関する会社、店がたくさん入っている。NHK文化センターの神戸教室もある。終わってビル内を散策。するとカーテンやさんが店先のワゴンで端布を売っていた。袋一杯に詰めて500円。買ってしまった。

階を降りていきながら、今度は家具の再生をやっているお店にでくわす。買いました。オランダ製の椅子。ずいぶん古そうだがクッションを張り替えてもらって生き返っていた。今日、届く。今、この椅子に座ってパソコンを打っている。