今日のお茶会

小林一三記念館の中にある即庵でのお茶会。楽しかったなぁ-----
今年6月に逸翁美術館の『茶会記をひもとく−逸翁と茶会』展をみにきたときに小林一三記念館にも寄ったので2回目。

昭和11年に小林一三がデザインし数寄屋大工笛吹(うすい)嘉一郎によって建てられた。昭和の名席の1つと言われ、当時では珍しかったという椅子を置いた立礼式の茶室、即庵。

席中のお軸は大徳寺の僧(名前聞いたけれど忘れる)による「雪月花」。主菓子は銘が「星」。そしてお茶杓の銘は「宙(そら)」。

おわかりになりますか。そうです、タカラヅカの各組の名前。

主菓子の色はマロニーブラウン(マロンブラウン)---そうです、阪急電車の色。それに金箔がかかり、中の餡にピスタチオが入っている注文してつくってもらった創作和菓子。金箔が星のまたたきをあらわすそうです。

お花はトリトマラズの照葉と白玉椿。

トリトマラズ、はじめて知りました。枝に鋭い棘をもつので、鳥も止まれない。別名ヘビノボラズ。メギ科の低木落葉樹。我が家の白玉椿も蕾をつけているがこの時期に咲き始める椿。

お道具の取り合わせが楽しいので会話も弾んだ。

ずっと雨が降り続けたが、庭に落ちる紅葉した桜の葉が彩りになって鮮やかだった。

秋の一日、身も心も幸せを満喫。