中国陶磁名品展その1

昨日の篠山行き、朝から出て兵庫陶芸美術館に寄る。途中から大雨になってきた。

閑散としていたが、観光バスが来て、人が増える。

中国陶磁名品展と銘打ったこの展覧会は日本有数の中国陶磁コレクションである東京富士美術館所蔵品から125点を厳選したもの。

知らなかったが東京富士美術館創価学会池田大作会長が設立したもので世界を語る美術館というコンセプトで日本中国西洋の絵画、彫刻、版画、工芸、写真など様々なジャンルの美術品3万点を所蔵しているという。

今回の名品125点の一部は1980年代に公開されたことがあるが全容は今回が初めてとなる。

4つの章立てで展示している。

第一章 黎明期から青磁の誕生まで
第二章 東西文化の融合と華やかな色彩の展開
第三章 青磁白磁の完成と彩釉の萌芽
第四章 景徳鎮窯における色彩と文様の栄華



素晴らしい名品の数々だった。圧倒された。それほど宣伝していないので知る人ぞ知る展覧会だが、これは陶磁器好きの人には見逃せない内容である。