「カッコよすぎ、渡辺謙の吉田茂」
今日の朝刊は結構私の目にとまる記事があった。
まず、テレビ欄のキュー。大好き、島崎今日子さんの担当だった。
「カッコよすぎ、渡辺謙の吉田茂」
身長155センチの吉田が、大男であったダグラス・マッカーサーと対峙したとき、見上げたはずなのだ。その目線の違いは、アメリカと日本という立場と重なるものであったに違いない。小さな日本と大きなアメリカ。戦後はそこから始まるのではなかったか。-----------------------渡辺謙がカッコよすぎて、吉田茂像がかえってぼやけてしまう結果となった。
今回も筆は冴え渡っている。
この人の本を最近2冊買った。「この国で女であるということ」「<わたし>を生きる 女たちの肖像」
- 作者: 島崎今日子
- 出版社/メーカー: 教育史料出版会
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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- 作者: 島崎今日子
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どちらも「アエラ」の『現代の肖像』のインタビュー記事(下記の上野千鶴子のみ婦人公論インタビュー記事)。上記は2001年刊。下記は2011年刊。
二つを読み比べてみて、島崎さんの成長、進化、深化がわかる。