親子で

連載が始まったときから、挿絵は息子さんかもとは思っていたが、今日、検索してそうであることがわかる。そういう記事があったようだが読み落としていた。

筒井康隆氏の新聞小説。「聖痕」。

筒井伸輔。神戸市垂水区筒井康隆氏の自宅があることは知っていたが、息子氏も垂水で育ち、垂水にある高校に進学し、多摩美を出ている。

挿絵は抽象画。昆虫の体の一部のような絵。毎日。

小説もこの人にしか書けぬであろう構成。文体。時々国語の教科書のような注がつく。今朝は魚偏の漢字が65個並ぶ。

新聞社の活字係泣かせかも。

実に個性的な小説家。朝日新聞の連載「漂流 本から本へ」は楽しみに読んでいた。その中で知ったことだが最後の勤務先は夫人の実家が経営した牧場の隣にあった。