思わぬ展開を楽しむ

小学校の同窓会に大分から参加する人がいる。昨秋、私は心の嵐を静めに彼女を大分に訪ねた。

10年近く前に突然、家に電話があり、6年3組の同窓会をしたくて住所電話番号を調べているのだという。同じ中学校に入ったが、一学年18クラス(!!!全国でも有数でなかったか---その後すぐ弟の時にはふたつの中学校に分かれた)というマンモス校だったので中学校では話すことも希だったように思う。高校も別だったので小学校卒業以来会っていないと言ってもいいぐらいだ。

その中学校の同窓会が20年ぐらい前にあって、小学校のクラスの同窓会をしたいと思っているという話を彼女から聞いた。なんか素敵で---小学校の時から可愛らしかったけれど、よりキュートになっていた。その話をしただけで終わった。

10年前の電話では1時間ぐらい話したように思う。とにかく柔らかくて会話が楽しくていつまでもいつまでも話していたかった。看護婦をした後、今はボランティアでカウンセラーをしていると言った。私も学校心理士の資格をとって2年ほどし、人との関わり方が何となくわかってきたころだった。私自身の変容もあったと思う。

そして5年ほど前に6年3組の同窓会が実現した。恩師もお呼びしたが体調を崩されかけていた。その後、認知症を患われた。

そして昨年、大分に会いに行った。

http://d.hatena.ne.jp/takikio/20111015/1318676835

彼女はこの同窓会の住所調べを通して、クラスメイトとの絆を深め、今回の全体の同窓会には来れない横浜に住む同級生から姫路まで出てくるのならもう少し足を伸ばして横浜まで来ないかと誘われたけれど、あなたも行かないと誘ってきたのだった。

つまり、9月8日に小学校の同窓会に参加した後、彼女は一泊し、翌日二人で横浜に行こうよと言うのだ。

私は10日は例の右目の眼底検査をうけるので9日中に帰ってこれる日程であればというと彼女も大分にその日に帰っておきたいとのこと。

昨日はメールのやりとりを頻繁にして乗る新幹線も決めた。もう一人東京から参加する同級生にも声をかけ、帰り道なので行くという返事をもらい、3人で新幹線に乗る。

横浜の同級生はランチクルーズを予約してくれたとのこと。

思わぬ展開だ----楽しみたい。