阪急づくし

今日はツレアイと逸翁美術館に行ってきた。
2012春季展「逸翁と茶会」の最終日。このかわいいポスターに惹かれて行ってみたかったのだった。

三宮までJR、阪急神戸線に乗り換え西宮北口今津線に乗り換え宝塚、宝塚線に乗り換え、池田。ちょっとした小旅行だった。

人柄のいい人だったのだなというのが伝わる。情のある人でもあった。それは当然だ。彼の美術館であり記念館なのだから。そういう文脈で展示するのはあたりまえ。

2月に湯木美術館で見た又隠棗に再会。姫路間道をよりまじかにみた。湯木貞一とは親交があったようだ。

お昼は美術館一階の喫茶室でカレーを食べた。美味。ツレアイもほめる。

午後は少し歩いたところにある小林一三記念館にいく。実業家としての逸翁の活躍に目を見張る。コマ劇場をつくったのもこの人だと知る。

3年ほど前まではここが逸翁美術館だった。移転後、もとの住まいの状態に戻し、記念館に変えた。茶室などはそのまま。よく雑誌などで目にする椅子席の茶室も拝見できる。

蹲も現代の生活様式に合うように考えられたのだろう。

小説も書き、戯曲も書き、三井銀行をやめた経緯を書いたものを読んだが、味がある。

金婚式だかのお祝いに宝塚ジェンヌからサインを染め抜いた座布団をもらっているのも展示してあった。

帰りは十三に出て特急で三宮に。

帰宅してからまた洋裁の続き。ツレアイにあきれられている。