ラジオっていいなあ

昨日は淡路の義姉のところに用があって行ってきた。その道中のラジオで聞いた話。

日曜のNHKラジオの定番「名曲の時間」はチャイコフスキー弦楽四重奏曲。解説のニナガワなんとかさんの紹介したエピソード。

第ニ楽章はロシアの民族音楽をたっぷり使った旋律。あるときレニングラードにやってきたトルストイを歓迎する会でこの曲が演奏され、その席でトルストイの隣にチャイコフスキーが座った。曲が始まりこの楽章にくると何とトルストイが泣き始めたのだ。その日の日記にチャイコフスキーは「自分がこれほど誇りを持てたことはない。音楽家になってよかったと心から思え、この日のことは生涯忘れない。」と書いた。

もう一つは日曜インタビュー。ラグビーの大八木さん。この4月から芦屋大学付属の中高一貫校の中学生にラグビー部をつくり教えることになった大八木さん。3月までは高知の中央高校、ラグビーの名門でもなんでもない、他の部の落ちこぼれの高校生にラグビーを教え、全国大会出場まで行った経験で高校生が外見はどうであれ、いっぱい内面に悩みを持ちあがいていることを知り、そしてその高校生たちにラグビーが成長に大変有効な装置であることを改めて認識した経験から今度は中学生はどうだろうかと新しい挑戦。

いま部員は2名。運動そのものが苦手な男子中学生とラグビーの経験のある女子中学生相手に、練習はギャラリーの方が多いという中での日々を語った。

たいへんおもしろかった。