続き

今日の夕刊の人生の贈り物は昨日の続きの内容ではなく、秋に引退後、今は私立高校のスポーツアドバイザーとかいう肩書きで高校生相手に指導の先生相手にアドバイスする仕事をやっているとのこと。

そこでこの連載の初回を読み直した。

この人は今71歳。この5,6年、体力的にきつくなってきた。京大の監督は体力勝負。正しいことを教えるだけではダメ。選手の首根っこをつかんでも教えたことをできるところまでもっていかないといけない。そうなると選手との根比べになる。これには体力がいる。私学に比べれば素質に欠け、初心者ばかり。猛練習で体に覚えさせないといけない。練習のときは寒い中でもそばにいるのが義務。それがむずかしくなった。それとコーチになった人が育ってきた。いいタイミングと決心した。40年、指導した。

昔、京大に進んだ教え子が言っていた。体がでかいだけでアメフトの勧誘がしつこくてやったこともないのについ入部したら地獄の練習が待っていた。しかし見違えるようにたくましくなっていたな。