アップデイトマニア

昨夜の「英語でしゃべらないと」は佐藤可士和夫妻。

私は最近、佐藤可士和さんに注目していてたいした人だと思っている。

はじめは朝日の土曜版で、こんな人がいるんだと思い、本の紹介欄をみて「佐藤可士和の超整理術」を購入し、ついでに奥さんの「佐藤可士和のつくり方」も読んだ。

可士和氏いわく、

整理をすることと問題解決はおなじベクトルで繋がっている。
問題解決はあるべき姿を見つけること。
あるべき姿をみつけるひとつの方法として整理術がある。

ふむふむ。

新聞のこの番組紹介欄に奥さんが夫はアップデイトマニアと評しているとあった。

私のやっていることも通じるものがあって、毎週たいてい土曜か日曜に勤務先に出て行く。整理しにいっているのだ。整理をすることで見えてくることがいっぱいある。考え落としに気づいたり、思わぬリンクが見つかったり、ぎりぎりセーフで電話して事無きを得たり。
誰もいない部屋で記録の整理、文書の整理、おやおやここに紛れていたではないか、これは締め切り寸前、しあげておかないと---。コトコト-----。

出来は悪い人間コンピューターであるが、そう失敗もせずに勤められているのは絶えず、この作業をしているからだと思っている。

整理の作業をすることで自分の考え、見通しも整理されていく、最適化されていく。並の人間がそこそこに失敗なく働く上で欠かせない仕事術である。

組織もこの最適化のベクトルをたてて動かすこと。組織運営に欠かせない視点である。