着物の仕立て直し、そして積み上げること
義姉にもらった付け下げ、体型が違うし、汚れもあったので洗い張りに出し、仕立て直しをしてもらっていたのが、今日届いた。
値段は洗い張りが9,000円 仕立て直しが28,000円
こんなものか---相場はわからないが高くはないように思う。
織りの地模様があって手書きの模様もあってなかなかいい生地。
生き返った着物を着て16日、お茶のお稽古に出かけよう。
お茶を習いだして7年が経ち、6月が来たら8年目に入る。
なんとかさまになってきた。
体が覚えてきだした。
4年前から着物でお稽古に行くことに決めた。
月に2回。
はじめは無手勝流。
しかし場数なんですね。だんだんコツがわかってくる。
それと着心地のよさ。洋服とは違う幸せ感のある着心地。
昔、母に着付けてもらってお正月、ウールのアンサンブルで過ごしたりしていたころ、足袋だって苦痛だったし、草履も履くのが痛くて、帯も違和感いっぱいで早くぬぎたくてたまらなかったけれど、あれはなんだったのでしょう。こんなめんどうなものイヤという決め付けが先にあって、体がそう反応していたのでしょうか。
こんなに着心地のいい着衣だったのかと感心する始末。癒される感じすらするのだ。ちっとも苦しくない。むしろ帯の締め付けが快いのだから変われば変わるものだ。
それから、繰り返すことでだんだんわかっていき、形よく決まっていくことの快感。努力が実っていく快感。これにまた自己有能感を感じてうれしいのだ。
というわけで毎月、着物を楽しんでいるわたくしであります。